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ソシエダ、レアルMF久保建英獲得に向けて移籍金約9億円支払いへ

久保建英 写真:Getty Images

 レアル・マドリードが保有権を持つ日本代表MF久保建英(21)のレアル・ソシエダ移籍が迫っているようだ。

 2019年夏にFC東京からマドリードへの扉を叩いた久保だが、EU圏外枠の関係でマジョルカやビジャレアル、ヘタフェへのレンタル移籍を経験。昨季もマジョルカに再レンタルで加わったが、元日本代表指揮官のハビエル・アギーレ監督が就任して以降はスタメン出場の機会が減り、ラ・リーガ28試合の出場で1ゴール1アシストの成績にとどまった。

 マジョルカとのレンタル期間が満了になったことからマドリードのトレーニングに参加していた久保には、ソシエダやオサスナ、レアル・バリャドリードが関心。そのなかで、完全移籍での獲得を画策したソシエダが5年契約で獲得に迫っているとスペイン大手メディアが一斉に報じていた。

 そうしたなか、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ソシエダが移籍金650万ユーロ(約9億円)に保有権50パーセントの条件を近日中にまとめるために、交渉を進めているという。日本代表MFは上述の通り、2027年夏までの5年契約を結ぶとみられている。