
ハリソン・アシュビー(ウェストハム・ユナイテッド)
相当のマニアでない限り知られていないかもしれないが、DFハリソン・アシュビーはすでにプレミアリーグでの出場経験を持つ20歳のサイドバックである。ウェストハム・ユナイテッドのアカデミーで育ち、2020年夏に同クラブでプロ契約、同年9月にデビューしている。今夏チームで最も存在感を示した存在であり、今後トップチームに深く関わる可能性を秘めた選手になると考える。
7月13日のクラブ親善試合イプスウィッチ戦。右サイドバックで起用されたアシュビーは、堅実なプレーで勝利に貢献した。FWマイケル・アントニオへ適切なボールを供給し続け、63分にペナルティエリア外から放った強烈なミドルシュートはポストに直撃したが、こぼれ球に反応したFWダニエル・チェスターズのゴールにつながった。試合は2-1で勝利。アシュビーの働きぶりは、まるでベテランの域のようだった。

フレッジ(マンチェスター・ユナイテッド)
マンチェスター・ユナイテッドの7番と言えばチームに多大な功績を残した伝説的選手の名が上がり、現在はFWクリスティアーノ・ロナウドがつける。しかし7月12日、4-0でリバプールを撃破したプレシーズンマッチにおいて、7番の働きを見せたのは間違いなくMFフレッジ(フレデリコ・ロドリゲス・デ・パウラ・サントス)だった。それはかつての7番で英雄の元フランス代表MFエリック・カントナ(1992-1997マンU)を彷彿とさせるようなプレーだった。
2022/23シーズンからの新指揮官エリック・テン・ハフ監督の下、同試合のスターティングメンバーとして起用されたフレッジは中盤を形成し、30分にペナルティエリア外から柔らかいボールタッチの技ありループシュートで2得点目をあげている。
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