日本代表FW上田綺世(23)は、明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズからジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のサークル・ブルッヘへ完全移籍。新天地で早くも手応えをつかんでいるようだ。14日、ベルギー紙『Het Laatste Nieuws』が同選手のコメントを伝えている。
上田綺世は3シーズンつづけてJ1リーグで2桁得点をマーク。FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選やキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022で日本代表に招集されると、今月はじめにサークル・ブルッヘへの完全移籍が決まっている。
また本人は今月4日に現地入り。サークル・ブルッヘのプレシーズントレーニングに合流すると、9日の練習試合・OGCニース戦でデビュー。およそ30分間のプレーで攻守両面で存在感を発揮していた。
そんな上田綺世は現地メディアのインタビューで「最初の試合(OGCニース戦)で自然と適応しましたね。特にインテンシティ(プレー強度)の面で慣れました」と、デビュー戦で収穫があったことを強調している。
つづけて「うまくチームに溶け込んでいますよ。チームメイトがとても良く僕のことを気にかけてくれるんです。チームメイトのことをより理解して、新しいクラブでの戦術をできるだけ早くマスターすることが、これからの僕の主な目標です」とコメント。
「サークル・ブルッヘがここ数シーズンで最高の結果を出していることは理解していますが、今シーズンはさらに良い結果を求めています。自分自身のプレーが最高レベルに達したら、すぐにクラブの目標達成に貢献したいですね」と、海外挑戦1年目にかける思いを語った。
サークル・ブルッヘは今月24日、2022/23シーズンのジュピラー・プロ・リーグ開幕節・ウェステルロー戦に臨む。2022/23シーズン開幕までおよそ1週間となる中、上田綺世のアピールが続く。
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