明治安田生命J2リーグの横浜FCに所属するブラジル人MFハイネル(31)は、J1昇格にむけて確かな手ごたえをつかんでいるようだ。12日、ブラジルメディア『Gazeta Esportiva』が同選手のコメントを伝えている。
ハイネルはサンフレッチェ広島で3年間プレーした後、昨年12月に横浜FCへ加入。今季は開幕からしばらく公式戦欠場がつづいていたが、先月25日のJ2リーグ第18節・いわてグルージャ盛岡戦で新天地デビュー。このいわてグルージャ盛岡戦以降は、リーグ戦ほぼ全試合で先発出場している。
また横浜FCは四方田修平監督のもと、今季開幕から第10節まで8勝2分とスタートダッシュに成功。4月23日の第11節・栃木SCから5試合つづけて未勝利と一時期調子を落としていたが、5月25日の第18節・いわてグルージャ盛岡戦以降はリーグ戦で無敗。26試合を終えて勝ち点51を獲得しており、首位・アルビレックス新潟からポイント差なしの2位につけている。
中盤センターの一角でレギュラーを張る中、ハイネルは母国メディアのインタビューに対応。クラブがJ1昇格争いを繰り広げている現状について「リーグ戦で最も負けが少ないね(3敗)。このデータは相手にとって僕たちから勝利することがいかに難しいかを示しているんだ。まだ16試合残っているけど、この調子ならJ1昇格の可能性も十分あるね」と自信をのぞかせている。
またJ2優勝の可能性を問われると「(J2優勝となれば)とても誇りに感じるだろう。それにクラブを昇格へと導くことは、そのクラブに自分の名前を残すことでもあるからね。この2つの目標を達成したいんだ」と、今シーズン残り試合にむけての意気込みを語った。
ブラジルメディア『ランセ』は昨年12月、ハイネルと横浜FCの契約期間が2022シーズン終了後までの1年間と報じている。同選手としては、主力選手としてクラブをJ1昇格に導いた上で契約更新を勝ち取りたいところだ。
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