日本代表DF吉田麻也(33)は先月末にサンプドリアを退団すると、今月はじめにシャルケへ移籍している。そんな吉田麻也は日本代表DF板倉滉(25)と同じく、シャルケでレギュラーをつかむ可能性があるようだ。12日、ドイツ誌『comunio』が伝えている。
吉田麻也はサンプドリアで構想外と伝えられる中、先月30日に契約満了により退団。ヴィッセル神戸や名古屋グランパスなどJリーグ複数クラブからの関心、それにセリエA昇格組モンツァからオファーが報じられていた。
しかし、今月4日になってシャルケへの電撃移籍が報じられると、翌日にシャルケと1年契約を締結。吉田麻也はすでにプレシーズントレーニングに合流している。またシャルケのフランク・クラマー監督は、13日の練習試合・サレルニターナ戦で同選手を起用する方針を明かしている。
その中『comunio』は「ヨシダの長所は、何よりもフィジカルな部分と守備的なポジショナルプレーだ」と吉田麻也の特徴を分析している。
そして吉田麻也の起用法については「シャルケではイタクラの退団を補うだけの存在ではない。移籍金次第では、20歳のマリック・チャウも退団候補に挙がるはずだ。チャウの売却がなくても、ヨシダは彼とともにスタメンに名を連ねるはずだ」
「しかし最も可能性が高いのは、ヨシダがマルチン・カミンスキとセンターバックコンビを組むことだろう」と見解を披露。昨季、板倉滉とセンターバックコンビを組んでいたDFマルチン・カミンスキ(30)やDFマリック・チャウ(20)とともにファーストチョイスであると主張している。
なおシャルケはサレルニターナ戦後、ウディネーゼやトゥウェンテとの練習試合も予定。今月31日にDFBポカール1回戦でブレーマーSV(ドイツ5部)と対戦するほか、来月13日には2022/23シーズンのブンデスリーガ開幕節でボルシア・メンヒェングラートバッハと激突する。
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