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板倉滉、開幕スタメン当確か!独紙「ボルシアMGですでに5人が…」

板倉滉 写真:Getty Images

 ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)所属の日本代表DF板倉滉(25)は、古巣対決のブンデスリーガ開幕節・シャルケ戦でスタメン出場する可能性が高いようだ。12日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。

 板倉滉は今年5月末、マンチェスター・シティからのレンタル期間満了によりシャルケを退団。アイントラハト・フランクフルトやセルティックなど複数クラブによる争奪戦となる中、今月2日にボルシアMG加入が正式決定していた。

 そして今月10日には、45分×2本形式による1860ミュンヘン(ドイツ3部)との練習試合で先発出場。前半は中盤センターの一角でプレーすると、後半はディフェンスラインの一角に入り、86分までプレー。試合後『ビルト』は、同選手のパフォーマンスについて「イタクラは“6番”のポジションで多くのデュエルを制してボールを奪い、説得力のあるプレーを見せた」と絶賛。無失点での勝利に大きく貢献したと見解を述べていた。

 すると『ビルト』は12日、ボルシアMGのレギュラー争いに関する特集記事を掲載。「すでに5選手がレギュラーをつかんでいる」とした上で、板倉滉、スイス代表GKヤン・ゾマー(33)、スイス代表DFニコ・エルベディ(25)、ドイツ代表MFヨナス・ホフマン(29)、ドイツ代表FWラース・シュティンドル(33)の5選手を列挙している。また板倉滉については、1860ミュンヘン戦でのパフォーマンスをダニエル・ファルケ監督が高く評価していることに触れている。

 なおボルシアMGは、13日にFCヴィクトリア・ケルン(ドイツ3部)との練習試合を控えているほか、今月31日にはDFBポカール1回戦でSVオーバーアハーン(ドイツ5部)と対戦。来月13日には2022/23シーズンのブンデスリーガ開幕節でシャルケと激突する。

 シャルケでドイツ2部優勝の立役者となった板倉滉が、新天地で早くもレギュラーとしての地位を確立している。