レアル・マドリードが保有権を持つ日本代表MF久保建英(21)は、レアル・ソシエダへの移籍に近づいている可能性があるようだ。11日、スペインメディア『Fichajes』が伝えている。
久保建英は昨年8月、レアル・マドリードからRCDマジョルカへレンタル移籍。元日本代表指揮官であるハビエル・アギーレ氏の監督就任以降ベンチ要員に降格し、2021/22シーズンを終えていた。またマジョルカへのレンタル期間は先月末に満了を迎えているが、今月11日時点でマジョルカは同選手の去就に関する公式発表を行っていない。
またスペイン国内の複数メディアは、久保建英が2022/23シーズンのレアル・マドリードで構想から外れていると報道。先月にはレアル・ソシエダが完全獲得でのオファーを提示したと伝えられていたが、レアル・マドリードはレンタルでの放出、または買い戻し条項の付帯を望んでいる模様。今月に入ってもクラブ間交渉が停滞していると報じられていた。
さらにスペイン紙『アス』は今月6日、レアル・ソシエダの他にもレアル・バリャドリードとオサスナが1年レンタルでの久保建英獲得に動いていると報道。しかし選手サイドは欧州カップ戦出場クラブへの移籍を優先し、2クラブからのオファーを拒否したとみられている。
その中『Fichajes』が伝えたところによると、久保建英がレアル・ソシエダ移籍を決断したとのこと。移籍形態については明らかになっていないものの、レアル・マドリードが2023/24シーズン終了後まで有効な買い戻しオプションを付帯することで同選手の放出を容認した可能性が伝えられている。
またレアル・マドリードの専門サイト『ディフェンサ・セントラル』は「クボは米国ツアーに帯同しない。レアル ・ ソシエダへの移籍交渉をする予定だ」と報道。久保建英がレアル・マドリードのプレシーズントレーニングに参加しているものの、今月23日から30日までの米国ツアーには参加しないと伝えている。
これまで久保建英に関する様々な報道が飛び交っていたが、ラ・リーガ開幕1カ月前にして去就決着に近づいているようだ。
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