日本代表FW上田綺世(23)は今月はじめに、明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズからジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のサークル・ブルッヘへ完全移籍。練習試合で早速存在感を発揮した。
上田綺世は今月4日に現地入り。サークル・ブルッヘのメディカルチェックを通過し、2026年6月までの4年契約を結んでいた。また7日までに労働許可証が発行されると、ASモナコのクラブ施設で実施中のプレシーズントレーニングに合流していた。
そして9日にはリーグアン(フランス1部)OGCニースとの練習試合で、68分から途中出場。0-1で迎えた83分、味方選手が敵陣左サイドでの相手スローインから味方選手がボールを奪うと、ゴール前に侵入。MFファン・デル・ブレーヘン(29)がペナルティエリア内左側から上田綺世を目がけてグラウンダー性のクロスを供給したが、ニアサイドで相手選手に当たりオウンゴールを誘発している。
また上田綺世は前線からのプレスを仕掛けるなど、守備面でもアピール。チーム合流からわずか2日しか経っていないにもかかわらず、一定のパフォーマンスを発揮した。
なおサークル・ブルッヘは今月24日、2022/23シーズンのジュピラー・プロ・リーグ開幕節・ウェステルロー戦に臨む。3シーズンつづけてJ1リーグで2桁ゴールをあげた上田綺世が、海外挑戦1年目で開幕スタメンを勝ち取るか注目が集まる。
コメントランキング