
シント=トロイデンVV(STVV)所属の元日本代表MF香川真司(33)が8日、練習試合でPKを失敗。一方で日本代表FW林大地(25)が結果を残し、開幕戦スタメン入りへ前進している。
香川真司は先月上旬からSTVVのプレシーズントレーニングに参加。先月11日の練習試合・KVKゼッペレン戦で試合終了間際に同点ゴールを決めると、直近3試合で先発出場。29日のスタンダール・リエージュ戦でもPKを決めるなど、2022/23シーズン開幕にむけて順調ぶりをアピールしていた。
すると今月8日に行われたFCヴィクトリア・プルゼニ(チェコ1部)との練習試合でも先発出場。林大地とともに前線2トップのポジションでプレーし、前半からシュートを放つなど再三にわたりチャンスを演出していた。しかし3-1で迎えた90分にPKキッカーを務めたものの、シュートはクロスバーの上を通過。チームは3-1で勝利したものの、香川真司はゴールという形で結果を残せなかった。
一方、林大地は香川真司とともに前半から何度もチャンスを演出すると42分、DF橋岡大樹(23)のシュートに相手GKが反応したところのセカンドボールを押し込み、追加点をあげている。そして橋岡大樹と日本代表GKシュミット・ダニエル(30)も、香川真司や林大地らとともにフル出場している。
なおSTVVは今月23日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)開幕戦でロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズと対戦する。ここまで練習試合における日本人4選手の出場機会が多いが、依然として開幕スタメンにむけての競争は続いている。
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