明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸を率いるミゲル・アンヘル・ロティーナ監督は、解任が確実と伝えられている。その中、ロティーナ監督の右腕であるイヴァン・パランココーチが29日正午ごろ、自身のインスタグラムアカウントを更新。ヴィッセル神戸の公式発表前にクラブ退団を明言した。
ロティーナ氏は4月8日、三浦淳寛監督の後任としてヴィッセル神戸指揮官に就任。初陣のJ1リーグ第8節・セレッソ大阪戦で敗れたもの、AFCチャンピオンズリーグ東地区グループステージを突破。先月14日の第13節・サガン鳥栖戦では今季リーグ戦初白星をあげていた。
しかし、直近のリーグ戦6試合では1勝1分4敗と苦戦。今月26日の第18節・浦和レッズ戦では、90分にスウェーデン人FWダヴィド・モーベルグ(28)にFKから直接ゴールを決められ、0-1で敗れている。
日本国内の一部メディアの報道によると、ヴィッセル神戸幹部はJ1最下位に沈んでいる現状を踏まえて、ロティーナ監督の解任を決断。わずか3カ月での監督交代がほぼ確実とみられている。
その中、イヴァンコーチはインスタグラムを更新。練習場にロティーナ監督とともにいる自身の姿をアップすると「短い時間でしたが、とても刺激的な体験でした。人生において全てがそうであるように、良い時もあれば悪い時もありました。この経験から学び、次の挑戦に向けて成長できるよう努力します。この期間中関わった全ての方々へ、本当にありがとうございました」と投稿。29日13時時点でクラブからの公式発表がないにもかかわらず、クラブ関係者やファンに対して別れのメッセージを残している。
これには、かつてセレッソ大阪でロティーナ監督の指導を受けていた元日本代表MF清武弘嗣(32)が、拍手の絵文字を交えて労いのメッセージを送っている。また、多くのヴィッセル神戸サポーターやJリーグファンも、感謝や労いの言葉を寄せている。
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