かつて川崎フロンターレでプレーしていた日本代表MF三好康児(25)は、今夏ロイヤル・アントワープ退団が噂されている。その中、今月25日の練習試合で早速アピールに成功した。
同選手は2021/22シーズンにハムストリングの負傷でおよそ2カ月にわたり戦線離脱。年明けに復帰したもののレギュラーに定着には至らず、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)でわずか12試合の先発出場に終わっていた。
アントワープは今月20日から2022/23シーズン開幕にむけてのプレシーズントレーニングを始めているが、三好康児は初日から参加。チームメイトとともに汗を流すと、プレシーズン期間での練習試合初戦・ホーフストラテン戦で前半45分間プレーした。
三好康児は4分に早速鋭いシュートを放つと、相手ゴールキーパーの弾いたこぼれ球をFWミヒャエル・フライ(27)が押し込む。さらに17分にはFWビクトル・フィッシャー(27)のゴールをアシスト。2得点に絡む活躍でアピールに成功すると、チームも9-0で勝利している。
一方、三好康児とアントワープの契約期間は来年6月までである模様。先月はじめの時点でアントワープが選手サイドに契約延長にむけた働きかけを行っていないほか、適切なオファーが届き次第放出すると、先月にベルギー国内の複数メディアが伝えていた。
今月はじめに古巣・川崎フロンターレのトレーニングに参加していた三好康児だが、練習試合でのパフォーマンスが自身の去就を左右するかもしれない。
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