モナコを率いるフィリップ・クレメント監督が、リバプールに所属する日本代表MF南野拓実(27)の加入を認めた。フランス『フット・メルカート』が伝えた。
今季はカップ戦を中心に結果を残した南野は公式戦24試合で10ゴールを記録。FAカップとEFLカップの2冠獲得に貢献した一方で、11試合に出場したプレミアリーグでは先発機会はわずか1回に終わるなど、出場機会を求めて今夏にリバプールを退団するとの見方が強まっている。
そんな南野を巡って古巣サウサンプトンや今冬から関心を示すリーズ・ユナイテッドなど複数クラブが争奪戦を繰り広げるなかで、モナコが移籍金1500万ユーロ(約21億4000万円)+ボーナス300万ユーロ(約4億2000万円)でリバプールとクラブ間合意に至ったと欧州主要メディアが挙って報道。そのなかで、クレメント監督は日本代表MFの加入が迫っていることを明言した。
「私はとても幸せだ。私は彼を昔から知っている。彼は私たちのリストの中でとても上位に位置していた。彼はチームに何かをもたらすクオリティを持っているとここにいる誰もが確信している。彼はすでに経験値があり、ザルツブルク時代には我々と同じようなスタイルでたくさんの良い結果を残しているし、リバプールでは多くの競争があった。だから、これはチャンスなんだ」
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