FC東京・小川諒也が来週現地入りか。無償レンタルでポルトガル移籍

　明治安田生命J1リーグのFC東京は先月28日、日本代表DF小川諒也（25）がプリメイラリーガ（ポルトガル1部）のヴィトーリア・ギマランエスへレンタル移籍することを公式発表している。その小川諒也がまもなく新天地に合流するようだ。23日、ポルトガルメディア『Mais Guimaraes』が伝えている。

　小川諒也は2019年に元日本代表DF太田宏介（34）とのポジション争いを制すると、昨季はJ1リーグで30試合に出場していた。そして今季も左サイドバックでレギュラーを張る中、ヴィトーリア・ギマランエスへ1年レンタルにより加入することが正式決定。FC東京は同選手のラストマッチが今月26日のJ1リーグ第18節・サガン鳥栖戦になると発表していた。

　一方、ヴィトーリア・ギマランエスはすでに2022/23シーズン開幕にむけてのプレシーズントレーニングを開始。『Mais Guimaraes』の報道によると、同選手は来週中にもチームに合流する予定であるという。

　ヴィトーリア・ギマランエスは小川諒也獲得の公式発表で、100万ユーロ（約1億4000万円）による買い取りオプションの付帯、およびレンタル料がゼロであることを明らかにしている。今年1月にFC東京からCDサンタ・クララへレンタル移籍したFW田川亨介（23）が活躍しているだけに、小川諒也としては新天地でアピールしたいところだ。