ブラジル1部フォルタレーザEC所属のブラジル人FWヘナト・カイザル（26）に、Jリーグクラブが関心を寄せているようだ。23日、ブラジルメディア『TORCEDORES』が伝えている。
身長178cmで右利きのカイザルは、ヴァスコ・ダ・ガマやクルゼイロ、アトレチコ・パラナエンセなどブラジル国内の複数クラブに在籍。今年2月にアトレチコ・パラナエンセからフォルタレーザECへ完全移籍したものの、今季はここまでリーグ戦13試合で一度もスタメン出場がなく、6月以降は大半の試合でベンチ外となっている。
『TORCEDORES』の報道によると、カイザルとフォルタレーザECの契約期間は2025年12月までであるとのこと。現時点でブラジル国外クラブからのオファーはないものの、同選手の代理人はサウジアラビア、アメリカ、メキシコ、日本、中国のクラブからの関心を明らかにしているという。
またブラジルメディア『グローボ』は、ブラジル1部のアトレチコ・ゴイアニエンセがすでに選手サイドとの交渉を行っていると報道。アトレチコ・ゴイアニエンセの会長はフォルタレーザが高額の移籍金を要求していることから、レンタルでの獲得に動く方針を打ち出しているようだ。
なお、カイザルはヴァスコ・ダ・ガマ在籍時の2016年2月から2018年4月までに、5度のレンタル移籍を経験。2018年4月にヴァスコ・ダ・ガマからクルゼイロへ完全移籍すると、クルゼイロでもおよそ2年半の在籍期間で4度レンタル移籍している。
2年以上にわたり同じクラブでプレーしたことのないカイザルに対して、今後Jリーグクラブがオファーを提示するのか気になるところだ。
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