かつて明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸を率いていたフアン・マヌエル・リージョ氏(56)は、マンチェスター・シティを退団して中東クラブの監督に就任するようだ。16日、スペイン紙『アス』が伝えている。
リージョ氏は2018年9月から2019年4月までヴィッセル神戸を指揮。2020年6月にマンチェスター・シティのアシスタントコーチに就任すると、ジョゼップ・グアルディオラ監督の右腕として2021/22シーズンのプレミアリーグ優勝に貢献していた。
しかし『アス』の報道によると、リージョ氏はカタール1部アル・サッドからのオファーを受け入れたとのこと。今月16日時点でクラブの公式発表はないが、マンチェスター・シティの退団がすでに決まっているようだ。
アル・サッドは2019/20シーズンからシャビ氏(42)がチームを指揮。ただ、シャビ氏は昨年11月にアル・サッドとの契約を解除して古巣バルセロナの指揮官に就任していた。それでもハビ・グラシア現監督(52)のもとで快進撃を見せると、2021/22シーズンのリーグ戦を20勝2分で終了。2シーズン続けての無敗優勝という偉業を成し遂げている。
なおヴィッセル神戸元監督では、ドイツ人のトルステン・フィンク氏(54)が先月17日にラトビア1部リガFCの指揮官を辞任。先月21日にUAE1部アル・ナスルSCが同氏の招へいを公式発表している。かつてヴィッセル神戸を支えた指導者が、中東に新天地を求めている。
コメントランキング