Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島・上田綺世にオランダから熱視線!市場価値8億円以上と見解も

上田綺世 写真:Getty Images

 鹿島アントラーズ所属の日本代表FW上田綺世(23)は、シャルケやスポルティングCPなど欧州クラブからの関心が伝えられる中、オランダ方面からも注目を浴びているようだ。

 上田綺世は今季ここまでJ1リーグほぼ全試合でスタメン出場。先月29日の第16節・FC東京戦で早くも今季リーグ10得点目をあげ、2020年から3シーズンつづけて2桁ゴールをマークしている。また、昨年には東京五輪の舞台でプレーしたほか、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選でも2試合に出場。今月も日本代表に招集されていたが、ガーナ戦での左足負傷により途中離脱していた。

 同選手にはスイス1部のバーゼル、ブンデスリーガ(ドイツ1部)のSCフライブルク、シャルケからの関心が伝えられている。一方でポルトガル紙『Correio da Manhã』は今月4日、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のスポルティングCPが同選手の獲得に近いと報じているが、ポルトガル紙『ア・ボーラ』は情報元が日本メディアだと主張している。

 その中、エールディビジ(オランダ1部)所属FCトゥウェンテに従事する統計学の専門家が上田綺世について言及。今月9日に「ウエダは良いストライカーだ。フィニッシュの精度が非常に高く、パスの精度も高い」とツイートし、市場価値を590万ユーロ(約8億3000万円)と見積もっている。

 また、ドイツの移籍情報サイト『トランスファー・マルクト』に記載されている市場価値について「日本人選手はトランスファー・マルクトで組織的に過小評価されている可能性がある」と主張している。

 なお、『ア・ボーラ』は上田綺世と鹿島アントラーズの契約期間は2023年1月までと伝えている。カタールW杯の日本代表メンバー入りも期待される中、この夏の移籍期間に海外からオファーが届くか注目が集まる。