かつて名古屋グランパスでプレーしていた元ブラジル代表FWジョー(35)は、V・ファーレン長崎移籍の可能性が伝えられている。その中、ブラジルメディア『Metropoles』が14日、同選手に関するスキャンダルを報じた。
ジョーは2020年4月、名古屋グランパスとの契約を残しているにもかかわらず無断でブラジルへ帰国し、ブラジル1部のコリンチャンスと契約を締結。コリンチャンスに2年以上在籍していたが、トレーニングの無断欠席を繰り返したことにより、今月9日に退団している。
また、ジョーにはV・ファーレン長崎やブラジル1部のフォルタレーザECやサントスからオファーが届いている模様。V・ファーレン長崎のファビオ・カリーレ新監督がクラブ幹部に対してジョーの獲得を要求したと伝えられているほか、同選手の代理人もV・ファーレン長崎移籍の可能性を認めていた。
その中、『Metropoles』はジョーがインフルエンサーの恋人に妊娠させたと報道。すると選手本人はブラジルメディア『UOL』のインタビューで「腹が立つよ!こんな報道に何の意味もない。この人たちは、僕に関する先週の出来事を利用して、自分たちを宣伝しようとしているんだ。この報道が真実である根拠なんかない」と完全否定している。
また、インフルエンサー自身も「この報道はすべて嘘だね! 後ですべてを明らかにするよ。この出来事で気分が悪くなっているので、今は話せないね」と『Metropoles』の報道に対する憤りをあらわにしている。
なお、ジョーは2017年にコリンチャンスでカリーレ監督のもと、リーグ戦ほぼ全試合で先発出場。18ゴールをマークし、クラブのリーグ優勝に大きく貢献していた。ブラジル国内で自分自身に関するネガティブな報道が飛び交う中、同選手がカリーレ監督との再会を求めることはあるのだろうか。
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