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日本代表・堂安律にPSV残留説が!独1部マインツ移籍間近と報道も…

堂安律 写真:Getty Images

 PSVアイントホーフェン所属の日本代表MF堂安律(23)は、ブンデスリーガのマインツへ移籍する可能性が取りざたされていたが、残留に向かっているようだ。3日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。

 堂安律は昨季終了後、アルミニア・ビーレフェルトでのレンタル移籍期間を終えてPSVに復帰。アイントラハト・フランクフルトやボルフスブルクなどドイツ国内の複数クラブから関心を寄せられていたが、ロジャー・シュミット前監督からの説得もあり残留していた。

 そして今季はポジション争いを演じる中でも、エールディビジ(オランダ1部)で全34試合中17試合に先発出場して8ゴール1アシストをマーク。今月には日本代表に復帰すると、2日のパラグアイ戦で1アシストと結果を残すなど、FIFAワールドカップ・カタール大会のメンバー入りへアピールしている。

 そんな堂安律の去就については、今年3月にボルシア・メンヒェングラートバッハへの移籍が噂されていた。また、5月上旬には選手サイドとマインツが個人合意に達するなど、ブンデスリーガ移籍間近と報じられた一方、同選手の代理人は報道内容を否定していた。

 今回『ビルト』が伝えたところによると、PSVのルート・ファン・ニステルローイ新監督が移籍交渉を中断させているとのこと。指揮官はプレシーズンでの堂安律のパフォーマンスを見た上で、評価を下す姿勢を見せているという。

 堂安律は今月中旬まで日本代表の活動に参加した後オランダへ戻り、PSVのプレシーズントレーニングに参加するものとみられる。以前からブンデスリーガ復帰が噂されているものの、同選手の去就判断は新指揮官の委ねられるかもしれない。