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浦和、リンセン獲得へ3億円支払いか!フェイエノールトは売却熱望

ブライアン・リンセン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは、フェイエノールト所属のオランダ人FWブライアン・リンセン(31)獲得間近と伝えられている。その浦和レッズとフェイエノールトの取引内容の一部をオランダメディア『VOETBAL』が報じた。

 リンセンの去就については、オランダ紙『AD』が先月末に「浦和レッズが彼に関心を寄せている。フェイエノールトとの契約は2023年6月まで残っているが、日本のクラブは移籍金の支払いを望んでいる」と報道。選手本人が海外移籍に前向きであるほか、フェイエノールトが選手サイドに浦和レッズとの交渉を許可したと伝えられている。

 また、オランダメディア『RTV Rijnmond』は今月17日に「リンセンは浦和レッズ移籍が近づいている。フェイエノールトは、リンセンを高額で売却することを望んでいる」と報道。フェイエノールトがKRCヘンクからナイジェリア代表FWシリル・デセルス(27)の完全獲得に動いていることや、アヤックスからブラジル人FWダニーロ(23)の獲得を狙っていることを伝えた上で、リンセンの放出が既定路線であると主張していた。

 その中『VOETBAL』は「リンセンを浦和レッズへ売却することにより、フェイエノールトは最大220万ユーロ(約3億円)を得られる」と報道。その上でデセルスの完全獲得でKRCヘンクから400万ユーロ(約5億5000万円)の支払いを求められていることにも触れている。

 なお、浦和レッズは18日開催のJ1リーグ第11節・横浜F・マリノス戦を3-3の引き分けで終了。シーズンのおよそ3分の1を終えて2部降格圏手前の15位に沈んでいるだけに、この夏の移籍ウィンドウで大幅なテコ入れを行うことが考えられそうだ。