明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを今年2月に退団したブラジル人DFチアゴ・マルチンス(27)は、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFCで高額年俸を受け取っているようだ。
チアゴ・マルチンスは昨季終了後に横浜F・マリノスと2022シーズンの契約更新で合意したものの、今年2月7日にニューヨーク・シティFCへ完全移籍。ニューヨーク・シティFCは同選手との契約期間が2025シーズン終了後までの4年であることを発表するとともに、1年間の契約期間延長オプション付帯も明らかにしている。
そんなチアゴ・マルチンスは、2月16日のCONCACAFチャンピオンズリーグ(北中米カリブ海サッカー選手権)ベスト16の1stレグ・サントスFC戦でデビューすると、3月以降はセンターバックのレギュラーに定着。リーグ戦ではここまで10試合中7試合で先発出場している。
その中、アメリカのスポーツ専門メディア『ジ・アスレチック』はMLSクラブ所属選手の年俸を公表。これによると、チアゴ・マルチンスはサラリーキャップ制を採用するMLSにおいて給与上限の制約を設けない特別指定選手であり、年俸は196万ドル(約2億5300万円)であるとのこと。横浜F・マリノス在籍時よりも高い給与を受け取っているようだ。
なお、MLSの情報を専門に扱うブラジルメディア『TERRITORIO MLS』が今年2月に報じたところによると、ニューヨーク・シティFCはチアゴ・マルチンスの獲得で横浜F・マリノスに対して移籍金450万ドル(約5億2000万円)を支払うとのこと。横浜F・マリノスはクラブ史上最高額での選手売却となっているようだ。
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