プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

守備強化目指すマンU、スポルティングDF獲得に向けて移籍金55億円を用意か

エリク・テン・ハーグ 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドが、スポルティングCPに所属するポルトガル代表DFゴンサロ・イナシオ(20)の獲得に動いているようだ。ポルトガル『ア・ボラ』が伝えた。

 スポルティング下部組織出身のイナシオはビルドアップ能力の高さや対人守備が魅力的なセンターバックで、2020年にトップチーム昇格を果たすと、今季はここまで公式戦44試合に出場。まだ、ポルトガル代表での出場歴はないものの、昨年9月には初招集も受けている。

 そうしたなか、今季クラブワーストの失点数を記録するなど守備の立て直しが急務になっているユナイテッドが目を光らせるイナシオに対して、スポルティングは契約解除金の4500万ユーロ(約61億8000万円)を要求。ユナイテッドは移籍金4000万ユーロ(約54億9000万円)にボーナスでその条件を満たしたいと考えている模様だ。

 また、ポルトガル代表DFに対してはニューカッスル・ユナイテッドも関心を示しているというが、現時点でユナイテッドがポールポジションに立っているとのこと。エリック・ハグ・新監督のもとで捲土重来を目指す来季に向けて大型補強が噂されるユナイテッドだが、どのような動きを見せるのだろうか。