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サンタ・クララ会長、守田英正のスポルティング移籍に言及「良い方向に進んでいる」

守田英正 写真:Getty Images

 サンタ・クララのリカルド・パチェコ会長が、日本代表MF守田英正(26)のスポルティングCP移籍に近づいていることを明言した。ポルトガル『Sapodesporto』が伝えた。

 2018年に川崎フロンターレへ入団した守田はルーキーイヤーから主力として活躍すると、2020年1月にサンタ・クララへ完全移籍。デビュー戦となったリオ・アベ戦以降、アンカーのレギュラーポジションを奪取すると、今季もここまで公式戦35試合に出場して2ゴール1アシストの成績を残している。

 そんな守田にはシュツットガルトからの関心も浮上するなかで、ポルトガル代表MFジョアン・パリーニャらに退団可能性があるスポルティングが熱視線。日本代表MFもスポルティング移籍希望を公言するなかで、クラブ間での交渉が難航していたが、パチェコ会長は交渉が進展していることを明かした。

 「交渉は良い方向に進んでいると思う。モリタがサンタ・クララを去るのは彼の希望だからだ。彼はとてつもないクオリティを持った選手。サンタ・クララがまだ達していないレベルに引き上げるという夢を持った選手だ。スポルティングは選手が希望するクラブだよ。我々は理解し合えたし、私が見た限りではスポルティング側からは常に正しい振る舞いがあった」