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セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、来年にもプレミアリーグのクラブを率いる可能性があるようだ。5日、オーストラリア・メルボルンのラジオ局『SEN』が報じている。
ポステコグルーは昨年6月に横浜F・マリノス指揮官を退任し、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)のセルティック監督に就任。2021/22シーズン開幕から6試合で3敗を喫していたが、昨年10月以降は確かな手腕を発揮。欧州カップ戦では敗退したものの、スコットランド・リーグカップで優勝しているほか、リーグ戦でも32試合を終えて首位に立っている。
そんなポステコグルーに対する評価が高まる中、『SEN』のサッカージャーナリストであるサイモン・ヒル氏はポステコグルーが将来的にプレミアリーグのクラブや欧州ビッグクラブに移籍する可能性があると主張している。
ヒル氏は「彼はセルティックで1年目のシーズンだが、非常に厳しい状況にあったクラブを立て直すために素晴らしい仕事をしている。(1年目から)優勝を狙える位置につけているという事実は、彼の株を上げることになるね」
「いずれはプレミアリーグで仕事をしたいと思っているだろうし、タイトルを獲得するたびに、それ(プレミアリーグ挑戦)に近づいていくものだと私は考えている」とコメント。
その上でポステコグルーがセルティックを離れる時期について「しかし、来シーズンはないと思う。彼はもう1年セルティックに残って、今シーズンやったことをさらに強固なものにしようとするだろうし、セルティックをさらに発展させてもっと多くの国内タイトルを獲得するだろう」
「ただ彼が勝ち続ければ、プレミアリーグやヨーロッパのビッグクラブが(招へいにむけて)ノックするに違いない」と自身の見解を述べている。
ポステコグルーはセルティック監督就任後、日本代表FW古橋亨梧(27)やFW前田大然(24)など日本人選手を相次いでセルティックに連れて来ている。そんなポステコグルーが欧州主要リーグで指揮を執るとなれば、日本人選手のさらなるレベルアップも期待できるかもしれない。
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