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豪州代表が監督解任か!日本代表・酒井宏樹の元恩師ら後任候補に

グラハム・アーノルド 写真:Getty Images

 オーストラリア代表は24日、FIFAワールドカップ・アジア最終予選の日本戦で0-2と敗戦。最終予選グループBを3位で終えプレーオフに回ることが確定しているが、最終予選終了後に監督交代が行われるかもしれない。25日、オーストラリア・シドニーの地元紙『シドニー・モーニング・ヘラルド』が伝えている。

 オーストラリア代表は昨年10月12日に埼玉スタジアム2002で行われた日本戦で0-1と敗れると、その後も中国やオマーン相手に引き分けるなど勝ち点の取りこぼしが目立っていた。そして今月の代表招集では、セレッソ大阪に所属するFWアダム・タガート(28)をはじめ複数選手が負傷によりメンバー外に。メンバー発表後にもセルティック所属のMFトム・ロギッチ(29)や中国スーパーリーグの上海海港に所属するMFアーロン・ムーイ(31)など、主力選手が相次いで離脱していた。

 その中で迎えた日本戦では、A代表でのキャリア経験がほとんどないMFコナー・メトカーフ(22)やMFジャンニ・ステンスネス(23)を先発起用するなど厳しい陣容に。ロングフィードによるカウンターで日本ゴールに何度も迫ったがゴールを奪えず、試合終了間際になってMF三笘薫(24)に立て続けに得点を許して敗戦。残り1試合の時点で日本との勝ち点差が「6」、サウジアラビアとの勝ち点差が「5」まで広がったことにより、プレーオフに回ることが確定した。

 『シドニー・モーニング・ヘラルド』の報道によると、最終予選の結果をうけてオーストラリアサッカー連盟(FFA)は来週にもグラハム・アーノルド監督を解任する可能性があるという。

 また、オーストラリアメディア『KEEP UP』はアーノルド監督の後任候補として、オリンピック・マルセイユで日本代表DF酒井宏樹(31)を指導していたアンドレ・ビラス・ボアス氏、AFCチャンピオンズリーグのプレーオフでヴィッセル神戸相手に善戦したメルボルン・ビクトリーのトニー・ポポヴィッチ監督、先月リーズ・ユナイテッド監督を解任されたマルセロ・ビエルサ氏、それにメルボルン・シティのパトリック・キスノーボ監督の名前を挙げている。

 なお、アーノルド監督は先週なかばに新型コロナウイルス陽性が判明。自宅隔離期間中に夫人とマスクなしで犬の散歩に出かけているところを目撃されると、FFAからコロナ規定違反により罰金処分を受けていた。