セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央(24)が、先月はじめに行われたダービーマッチでの活躍を振り返った。24日、セルティックの専門サイト『67 HAIL HAIL』が伝えている。
同選手は昨年12月31日に川崎フロンターレからセルティックへ完全移籍により加入。1月16日のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第21節・ハイバーニアン戦でデビューすると、いきなりマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されている。さらに先月2日に行われたレンジャーズとのダービーマッチでは2ゴール1アシストをあげてチームの勝利に貢献。以降セルティックの中盤でレギュラーに定着している。
そんな旗手怜央は地元メディアのインタビューに応じた際、レンジャーズ戦でのプレーについて聞かれると「(あのダービーマッチでは)音がすごかったので(チームメイトとの)コミュニケーションがとりづらかったですね。なので、チームメイトの動きをよく見て、何をしているのか、何を考えているのか読み取ろうとしました。チームメイトも僕に対して同じようにしていましたよ」と自身の狙いを明かす。
つづけて「サポーターの情熱は感じていましたし、これまでプレーしたどの試合よりもすごかったですね。単なるダービーマッチというより、1位か2位を争う試合だったので、チーム全体にとって(いつものダービーマッチよりも)大きな意味がありました」と語っている。
そしてゴールについては「2点とも自分にとってはとてもいいゴールでしたね。特に2点目はよかったですよ。ボールをコントロールできていましたし、いつも通りのフィニッシュの形でした。あのゴールは僕のスタイルそのものですね」とコメント。ペナルティエリア手前で味方からのパスを受けて、左足でワントラップした後に右足を振りぬいた2点目のシーンを自ら称えている。
なお、旗手怜央は今月下旬のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選2試合で日本代表に招集されている。カタールW杯本大会の代表メンバー選出を狙うだけに、残りシーズンでさらに結果を残すことが求められる。
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