
RCDマヨルカに所属する日本代表MF久保建英(20)がスペイン紙『マルカ』のインタビューでレアル・マドリード復帰を目標としていることを明かした。
同選手は昨年の東京五輪男子サッカー競技終了後、レアル・マドリードからRCDマヨルカへ1年レンタルにより再加入。一時負傷により戦列を離れていたが、昨年12月に復帰するとコンスタントに先発起用されている。
そして今月14日開催のラ・リーガ第28節・レアル・マドリード戦でも先発出場。いつもとは異なる左サイドでのプレーだったが、細かなボールタッチやドリブル突破で強豪相手に本来のパフォーマンスを発揮していた。
レアル・マドリードの専門サイト『デフェンサ・セントラル』は今月12日、レアル・マドリードがウェールズ代表FWガレス・ベイル(32)の後釜として久保建英を来季の構想に含めていると報道。近日中にもクラブ幹部が選手サイドとの会談を行う可能性があると伝えていた。
その中、久保建英本人が『マルカ』の取材に対応。今月9日開催のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16・2ndレグのレアル・マドリード対パリ・サンジェルマンの一戦を見ていたかという質問に対して「もちろん見ましたよ。全体的に非常にレベルが高い試合だったと思いますし、レアル・マドリードの集中力もとても高かったですね。サッカー選手なら誰でもあのような試合でプレーしたい、経験したいと思っているはずです。僕もそうですよ」とコメントを残している。
そして自身の去就について聞かれると「このまま進歩し続けて、レアル・マドリードの一員になることですね」とレアル・マドリード復帰目標を公言した。
なお、久保建英のレアル・マドリード復帰の可能性についてはEU圏外の外国籍選手枠に関する問題が実現にむけての障壁になると伝えられていたが、ブラジル代表FWビニシウス・ジュニオール(21)がスペイン国籍を取得する見込みが立っている模様。これでブラジル代表DFエデル・ミリトン(23)、FWロドリゴ(20)の2人となることから、問題は解消されるという見方が広まっている。
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