食べ物、芸能人などどんなジャンルにおいても、世の中には組み合わせてはいけないタブーが存在している。もちろんサッカー界においてもそうしたジンクスが存在している。
ここでは、Jクラブにおける「絶対に組み合わせてはいけないとされているもの」3選を紹介したい。
清水エスパルスと「セットプレー」
清水エスパルスにも相性の悪いものがある。それは「セットプレー」だ。昨2021シーズン、清水の総失点数は54点だったが、そのうちセットプレーからの失点がおよそ23点も存在している。およそ42%もの「セットプレーから失点する」という結果に、レッテルが貼られることとなってしまった。
昨シーズン清水を指揮したミゲル・アンヘル・ロティーナ前監督(2021年11月解任)が展開するメソッドにより、2019・2020シーズンのような壊滅的な失点数からの脱却は果たした。残された課題はこのセットプレー。今シーズンこそは平岡宏章監督下、修正を施し上位進出を狙いたい。
ガンバ大阪と「外国人監督」
ガンバ大阪には「外国人監督との相性が抜群に悪い」というジンクスが存在している。特に2000年以降の外国人監督には散々たる結果で振り回された印象が強い。
なかでも西野朗監督の長期政権(2002-2011)を引き継ぎ、2012シーズンに就任したジョゼ・カルロス・セホーン監督と呂比須ワグナーヘッドコーチの体制は、クラブにとって黒歴史である。開幕から公式戦5連敗を喫し3月早々に解任が決定した。
また2018シーズンに就任したレヴィー・クルピ監督もG大阪をアップデートできず、リーグ戦では降格圏、迷走したゲーム内容を理由に同年7月解任された。これらを教訓にG大阪の外国人監督の招聘は、よほどのことがない限り実現することはないだろう。
川崎フロンターレと「九州アウェイ戦」
常勝軍団の呼び声高いJ1王者、川崎フロンターレにも相性が悪いものが存在している。それは「九州でのアウェイ戦」だ。2020シーズン以降、川崎は九州でのアウェイ戦(サガン鳥栖、大分トリニータ、アビスパ福岡)5試合を戦っているが、1勝1分3敗と大きく負け越している。
昨2021シーズン初の敗戦となり、リーグ戦無敗記録が30試合で止められたのも、福岡とのアウェイ戦だった。3連覇を狙う川崎にとっても、今シーズンこそは九州に対する苦手克服といきたいところだ。
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