明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズからロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ期限付き移籍している東京五輪U24日本代表DF町田浩樹(24)が、アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋(23)への憧れや自身の野望をを語った。3日、ベルギー紙『DH』が伝えている。
町田浩樹は2016年に鹿島アントラーズのトップチームに昇格すると、2018年にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献。昨年には東京五輪男子サッカー競技に出場するなど目覚ましい成長を遂げ、今年1月4日にユニオン・サン=ジロワーズへレンタル移籍している。
そして先月13日開催のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第27節・シント=トロイデン(STVV)戦でフル出場により新天地デビュー。19日の第28節・シャルルロワSC戦でもフル出場していたが、26日に行われた第29節・KASオイペン戦ではベンチスタートとなり試合終盤からピッチに立っていた。
そんな町田浩樹は『DH』のインタビューに応じた際、ユニオン・サン=ジロワーズ移籍を決断した理由を聞かれると「日本人にとって初の海外移籍は重要なことですし、クラブをうまく選ぶことが大切ですね。ベルギーはさらに高いレベルを目指すために良い舞台だと思っています」
「例えば冨安選手はシントトロイデンでかなり成長しましたし、その後はさらにレベルアップしてアーセナルへ移籍しています。彼は僕のお手本ですね。ベルギーには素晴らしいキャリアを歩むための選択肢があると思っていますよ」とコメント。海外でさらなるレベルアップを望んでいることを明かしている。
そして今後のキャリアプランについて「ここでできる限り成功し、たくさん経験を積みたいですね。もちろん、イングランドやフランス、イタリア(でプレーすること)も夢見ていますが、まずはここで良いスタートを切り、成長しないといけないですね」と語っている。
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