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FC東京アルベル監督「世界はお前のものだ!」福岡戦でデビューの荒井悠汰へ熱きメッセージ

アルベル・プッチ・オルトネダ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのFC東京を率いるアルベル・プッチ・オルトネダ監督は3日夜にSNSを更新。特別指定選手であり、FC東京でのデビューを飾ったMF荒井悠汰(17)へ激励のメッセージを送っている。

 荒井悠汰は埼玉県内の強豪校・昌平高校在学。全国屈指のスター選手として期待を寄せられる中、先月10日にFC東京への来季加入が内定。11日にはJリーグ特別指定選手になり背番号「48」が与えられていた。そしてFC東京の複数選手が新型コロナウイルス陽性により隔離となったこともあり、今月2日開催のYBCルヴァンカップ・グループステージ第2節・アビスパ福岡戦で加入後初めてベンチ入りすると、後半キックオフから途中出場している。

 アルベル監督はアビスパ福岡戦翌日に自身のツイッターアカウントで「若者のプロデビューというのは、いつも特別なものだし喜びに満ちています。若いときは、選手としてそして人として成長するために、たくさんリスクを犯しミスを重ねることが大切です。道のりは険しいですが、それはエキサイティングでもあります。ユウタ、世界はお前のものだ!期待してるぞ!」と投稿。これにはFC東京サポーターから「素敵です」、「カッコイイ!」、「こんな上司のもので働きたい」などの声が上がっている。

 なお、アルベル氏はアルビレックス新潟指揮時の昨年11月4日、当時高卒1年目のFW小見洋太(19)に対して「若者にはミスを犯す権利がある。若者が犯してはいけない唯一のミスは、勇気を持たないこと。勇敢に戦った結果のミスを気にする必要なんてない。コミ、引き続きプレーヤーとして、そして人として成長してくれることを期待してるぞ」とツイッターでメッセージを投稿。J1昇格へ後がないジュビロ磐田戦で失点に直結するミスを犯した若手選手をフォローしていた。