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磐田・金子翔太、”古巣対戦”静岡ダービー後挨拶の過程激白!「双方のクラブ間でも…」

古巣・清水戦でプレーした金子翔太(写真中央) 写真:Getty Images

 ジュビロ磐田に所属するMF金子翔太(26)は、昨季途中までライバルクラブである清水エスパルスに在籍していた。そんな金子翔太が先月26日開催の静岡ダービー後に清水エスパルスサポーターの陣取るゴール裏へ挨拶をした時の心境を明かしている。

 同選手はエコパスタジアムで開催された明治安田生命J1リーグ第2節・清水エスパルス戦で先発出場し、70分までプレー。試合終了後には古巣のゴール裏へ駆けつけると拍手で迎えられたものの、一部サポーターからブーイングを浴びていた。また、清水エスパルスの公式ツイッターアカウントで挨拶シーンが公開されると、サポーターから様々な意見が寄せられていた。

 さらに2019年7月まで清水エスパルスでプレーしていた日本代表FW北川航也(25)は「これ難しいよね〜人それぞれ想いはあるし、言いたいこともあるはず。正解なんて無いし、誰もわからないし。金子選手が挨拶に来てくれたって事実だけでいいんじゃないかなー。迎え方は人それぞれ!」とツイート。金子翔太や清水エスパルスサポーターの心中を察していた。

 そんな金子翔太は28日夜にSNSを更新。「僕がご挨拶に行くことで、さまざまなリアクションがあることは当然理解していました。双方のクラブ間でも、行かない方が良いのでは?という意見もありましたし、色々な葛藤もありました。今回直接ご挨拶できて、皆さんからのエールも受け取れて、本当に良かったと思っています。感謝しています」とジュビロ磐田のユニフォームを着て清水エスパルスサポーターのゴール裏へ向かった時の心境を綴っている。

 また、この投稿に対しては両クラブのサポーターやJリーグファンから「金子選手に拍手!」、「いつまでも応援しています!」、「頑張れよ!」と温かいメッセージが多く寄せられている。

 なお、金子翔太は2014年に清水エスパルスへ入団すると、数シーズンにわたり主力として活躍。しかし、昨季はミゲル・アンヘル・ロティーナ前監督のもとで出場機会が減少。昨季途中でジュビロ磐田へ期限付き移籍により加入すると、ジュビロ磐田は昨季終了後に完全移籍での獲得に踏み切っている。