明治安田生命J1リーグのジュビロ磐田に所属するMF金子翔太(26)は、26日の静岡ダービー後に古巣である清水エスパルスのゴール裏に行って挨拶をしている。ライバルクラブへ移籍した金子翔太に対して清水エスパルスサポーターが様々な反応を示す中、元清水エスパルスの日本代表FW北川航也(25)が当事者の心中を察した。
金子翔太は2014年に清水エスパルスへ入団すると、数シーズンにわたり主力として活躍。しかし、昨季はミゲル・アンヘル・ロティーナ前監督のもとで出場機会が減少。昨季途中でジュビロ磐田へ期限付き移籍により加入すると、ジュビロ磐田は昨季終了後に完全移籍での獲得に踏み切っている。
そんな金子翔太は26日にエコパスタジアムで開催されたJ1リーグ第2節・清水エスパルス戦で先発出場し、70分までプレー。試合終了後には清水エスパルスのサポーターが陣取るゴール裏へ駆けつけたが、一部サポーターは金子翔太に対してブーイングを浴びせるなど冷たい態度をとっている。
これには2019年7月まで清水エスパルスに在籍していた北川航也が反応。現在SKラピード・ウィーンでプレーしている同選手は27日に「これ難しいよね〜人それぞれ想いはあるし、言いたいこともあるはず。正解なんて無いし、誰もわからないし。金子選手が挨拶に来てくれたって事実だけでいいんじゃないかなー。迎え方は人それぞれ!」とツイート。金子翔太や清水エスパルスサポーターの思いに言及するとともに、自身の感想を綴っている。
この北川航也の投稿に対しては、清水エスパルスサポーターやJリーグファンから「やっぱり分かっている!」、「さすが生粋のオレンジ」と同選手に意見に賛同する声が上がっているほか、金子翔太の活躍を願うコメントも寄せられている。
なお、清水エスパルスは今回の静岡ダービーで2-1と勝利したことにより、リーグ戦におけるジュビロ磐田戦の通算成績を20勝6分25敗としている。
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