明治安田生命J2リーグの東京ヴェルディは16日、インドネシア代表DFプラタマ・アルハン・アリフ・リファイ(20)の獲得を公式発表している。このアルハンのJリーグ挑戦がインドネシア国内で話題を呼ぶ中、インドネシア代表DFヤント・バスナ(26)もJリーグ移籍を目標にしていることを明かした。22日、インドネシアメディア『skor』が伝えている。
身長180cmでセンターバックを本職とするバスナはインドネシア国内の複数クラブを渡り歩くと、2018年1月にタイのコーンケンFCへ加入。その後はスコータイFCをへて2020年からタイ・リーグ1(タイ1部)のプラチュワップFCでプレー。昨季はリーグ戦18試合に先発出場して1ゴールをあげていたが、負傷離脱の影響もあり昨年末に退団している。
そんなバスナは21日夜、インドネシア国内メディア主催のツイッタースペースに出演。自身の将来について聞かれると「Jリーグでプレーするという僕の夢にまだ変わりはないよ。だから最近、ある代理人から韓国のクラブに移籍しないかと誘われたんだけど、あまり興味がなかったね」
「僕を東ヨーロッパに連れて行きたがる代理人もいるけど、とにかく日本に行くことが僕の夢だ。何があっても、まず日本に行けるように頑張るよ。この3年間は自分の夢を追いかけていたのかもしれない。ただ、2年後に日本に行けなかったらタイに残ろうと思っているよ」とJリーグ移籍にこだわる姿勢を見せている。
さらに同選手は2018年にJリーグクラブからオファーが届いたことを告白。自身の夢が実現しなかった理由を聞かれると「あの時はタイに来てまだ数ヶ月しか経っていなかった。代理人と話をしたけど、少なくとも1~2年はタイのサッカーに慣れる必要があるという結論になった。代理人は僕に時間を与えてくれたのさ」と語っている。
なお、バスナはタイ国内リーグの試合スケジュールが秋春制であることから、Jリーグと同じく春秋制であるマレーシアでのプレーを望んでいるとのこと。2022年末にJリーグクラブの入団テストに参加することを当面の目標に掲げている。
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