明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを率いるケヴィン・マスカット監督が、セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルーの仕事ぶりを称えた。13日、オーストラリアメディア『FTBL』が伝えている。
ポステゴグルーはオーストラリア代表をFIFAワールドカップ・ロシア大会出場へ導くと、2018シーズンから横浜F・マリノスを指揮。2019シーズンにJ1リーグ優勝を成し遂げるなど成功を収めると、昨年6月にセルティックの監督に就任している。
そのセルティックは今シーズン序盤にリーグ戦で3敗を喫したものの、昨年10月以降は無敗を維持している。そして年明け以降も日本代表FW古橋亨梧(27)を負傷で欠きながらも日本代表MF旗手怜央(24)やFW前田大然(24)の活躍もあり、公式戦7連勝。今月2日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第22節(延期分)のレンジャーズ戦では、旗手怜央が前半だけで2ゴール1アシストをマーク。3-0と勝利したことにより、レンジャーズから首位を奪還している。
マスカットは『FTBL』のインタビューに対応した際、スコットランドで確かな手腕を発揮しているポステコグルーについて聞かれると「アンジェはダービーマッチで勝って首位に立った翌朝、仕事が終わったと思っていないはずだ。次の試合、次の週、次の月、そして次の移籍ウィンドウのことについて考えていただろうね」と切り出す。
そしてセルティック優勝の可能性については「(今シーズン開幕から)最初の6試合で3敗したことを踏まえると、残り13試合程度で良い位置につけている。かなり巻き返したね。成功には様々な定義があるが、アンジェのもとで劇的な改善が施されたことは間違いない」
「様々な面で私は全く驚いていない。アンジェが来る前のセルティックのサッカーと、今の彼らのサッカーを比べたらその進歩は著しい。この進歩は私にとって少しも衝撃的なことではないし、この状態が続くことを願っている」と語るなど、ポステコグルー監督がリーグタイトルを獲得すると予想した。
なお、セルティックは現在26試合を終えた段階で勝ち点63を獲得。2位レンジャーズとは1ポイント差ながらも首位に立っている。
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