日本代表MF三笘薫(24)と東京五輪U24日本代表DF町田浩樹(24)を擁するロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズと、日本代表MF香川真司(32)をはじめ日本人6選手の所属するシント=トロイデンVV(STVV)の直接対決は現地でも関心を集めている。11日、ベルギーメディア『DH』が伝えている。
三笘薫は明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレで活躍すると、昨年8月に東京五輪男子サッカー競技でプレーした後にプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンへ完全移籍。その上でユニオン・サン=ジロワーズに加わると、昨年10月のハットトリックを皮切りに鮮烈なパフォーマンスを披露。先月8日に行われたサークル・ブルッヘとの練習試合で負傷したが、今週から全体トレーニングに合流しておりSTVV戦での復帰が期待されている。
また、町田浩樹は先月4日に鹿島アントラーズからユニオン・サン=ジロワーズへ期限付き移籍すると、サークル・ブルッヘとの練習試合で後半に移籍後初ゴールをマーク。リーグ戦ではここまで2試合でベンチ入りしているものの、まだ出番は訪れていない。
一方、香川真司はギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKを退団し、先月10日にSTVVへ加入。今月1日に全体トレーニングへ合流すると5日のジュピラー・プロ・リーグ第26節・KVコルトレイク戦で90分間ベンチから戦況を見つめていた。
ユニオン・サン=ジロワーズ対STVVは今月13日に開催予定となっており、日本人8選手が一堂に会する可能性が高い。その中、『DH』は「ジュピラー・プロ・リーグでプレーする日本人選手の大半が今週末に対戦する。日本はベルギーサッカーに対してポジティブなイメージを持っている」と紹介。
また、ユニオン・サン=ジロワーズのフィリップ・ボーマンCEO(最高経営責任者)は「日本人選手は、スピードがあり、技術的で、規律正しいので、我々のリーグに適している」とSTVV戦前にコメントを残している。
これまで数多くの実績を残してきた香川真司と将来の日本代表を背負う三笘薫の直接対決実現を望む声が日本のサッカーファンから上がる中、日本人選手のレベルは現地でも高く評価されているようだ。
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