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香川真司を早くも“特別扱い”!「心配していない」とSTVV監督太鼓判もデビュー時期は…

香川真司 写真:OneFootball

 シント=トロイデンVV(STVV)に所属する元日本代表MF香川真司(32)は、すでに新天地で格の違いを見せているようだ。4日、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が伝えている。

 同選手は昨年12月18日にギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKを契約解除により退団。明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪復帰やMLS(メジャーリーグサッカー)挑戦が噂されていたものの、先月10日にSTVVへの加入が決定。先月24日に現地入りするとビザ発給に関する問題でしばらく個別トレーニングが続いていたが、今月1日から全体トレーニングに合流している。

 そんな香川真司について、ベルント・ホラーバッハ監督は「しばらくプレーしていないから、すぐにスタートできるかどうかは今後様子を見る必要がある」と前置きした上で、「シンジとはまだ話していないが、あまり心配はしていない。彼はトレーニングで素晴らしいものを見せてくれた。スーパースターだし、そういう人は普通の選手より時間が必要なんだ」とコメントを残している。

 一方、本人は今週なかばに『Het Belang van Limburg』の取材に応じた際、「週末の試合でプレーする可能性はあります。まだ、コンディションがフィットするまでもう少しトレーニングが必要ですけど、プレーする準備はできていると思っていますね」と5日のジュピラー・プロ・リーグ第26節・KVコルトレイク戦の出場に意欲を見せている。

 「一緒に試合をしてしまえば、私はただの一人の選手です。名前は関係ないですよ」とプロフェッショナルな姿勢を示している香川真司。昨年9月13日のギリシャ1部開幕戦を最後に公式戦でのピッチには立っていないものの、DF渡辺剛(24)を擁するKVコルトレイクとの一戦で出番があるかもしれない。