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「DAZNじゃないのか」ABEMAのW杯放映権獲得報道に反応続々「値上げしたくせに」

DAZN 写真:Getty Images

 日本のインターネットテレビサービス『ABEMA』がFIFAワールドカップ・カタール大会の放映権を取得したと伝えられる中、カタールW杯アジア最終予選をはじめアジアサッカー連盟(AFC)主催全試合の放映権を獲得していた『DAZN』に再び注目が集まっている。

 日本代表のW杯2次予選や最終予選は、これまで民放やNHKBSで中継されていたが、昨年9月にDAZNがAFCと2028年までの長期契約を締結。W杯予選やAFCアジアカップ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)など、AFC主催全試合の放映権を獲得している。また、カタールW杯アジア最終予選における日本代表のアウェイゲームに関しては、DAZNの独占生中継となっており、3月24日開催予定でW杯本大会出場をかけた大一番であるオーストラリア戦が現時点で地上波で中継されないことに対して様々な意見が上がっている。

 その中、今年11月21日から12月18日にかけて行われるカタールW杯の放映権を『ABEMA』が取得したと日本国内の一部メディアが報道。これまで民放やNHKでW杯本大会全試合が生中継されていたものの、今大会については民放やNHKがサブライセンスという形で一部試合を放送することになるという。

 すると、日本国内のサッカーファンからは「DAZNじゃないのか」、「DAZNは何をしていたんだ!?」、「値上げしたくせに」とDAZNがW杯本大会の放映権を取得しない可能性があることに対して批判的なコメントがSNSで多く上がっている。

 なお、DAZNは今月25日、来月22日から月額料金を1925円から3000円(税込み)に値上げすることを公式発表。1カ月の無料体験の終了もあわせて発表するなど、これまでの低価格戦略から舵を切ったことでスポーツファンの間で話題を呼んでいた。

 また、DAZNはプレミアリーグ(イングランド1部)の放映権を2021/22シーズンまで保持している。しかし、2022/23シーズンから2024/25シーズンまでの放映権については、スポーツ専門の定額制動画配信サービス『SPOZONE』を運営する『エクラ・メディア・グループ』が取得したとイギリスメディアが報じている。