元横浜FMウーゴ・ヴィエイラの新天地決定！給与未払いでルーマニア1部退団

　明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスや北海道コンサドーレ札幌に在籍した過去をもつポルトガル人FWウーゴ・ヴィエイラ（33）は、欧州の移籍ウィンドウ最終日に新天地が決まった。

　同選手は2017年から2シーズンにわたり横浜F・マリノスに在籍。2018シーズン終了後に一度日本を離れたものの、2020年10月末に北海道コンサドーレ札幌へ加入。しかし、公式戦での先発出場はなく、2020年12月に退団が公式発表されていた。その後は半年以上にわたり無所属状態となったが、昨年7月にルーマニア1部のウニヴェルシタテア・クラヨーヴァと1年契約を結んでいた。

　そんなウーゴ・ヴィエイラは今季ここまでリーグ戦9試合に出場し、1ゴールをマーク。しかし、ウニヴェルシタテア・クラヨーヴァのリーグ側に提出した選手登録書類に不備があったことが判明した後、リーグ登録メンバーから除外。トップチームのトレーニングへ参加できず、昨年10月以降は給与未払い状態となると、今月7日にクラブから一方的に契約を打ち切られていた。

　その中、マルタ・プレミアリーグ（マルタ1部）のヒバーニアンズFCがウーゴ・ヴィエイラの獲得を公式発表。本人は31日にインスタグラムを更新すると、ヒバーニアンズFCとの契約期間が今シーズン終了後までであることを明かしている。

　なお、ヒバーニアンズFCは今季ここまでリーグ戦16試合を終えて9勝7分と無敗をキープ。2位フロリアーナに4ポイント差をつけて首位に立っている。マルタ・プレミアリーグは今年3月13日に最終節を迎えるが、ウーゴ・ヴィエイラとしては残り6試合で本来のパフォーマンスを発揮してリーグ優勝に貢献したいところだ。