かつてアルビレックス新潟でプレーしていたブラジル人DFブルーノ・コルテース(34)は清水エスパルス移籍が噂されたが、国内クラブへの加入がほぼ確実となったようだ。30日、ブラジルメディア『UOL』が伝えている。
同選手は2015年から2シーズンにわたりアルビレックス新潟に在籍。2017年に当時カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)所属のグレミオへ加入すると、移籍1年目からコパ・リベルタドーレス(南米選手権)優勝に貢献し、FIFAクラブワールドカップに出場。そのクラブW杯では、MF本田圭佑(35)を擁する北中米カリブ海王者のパチューカやUEFAチャンピオンズリーグ覇者のレアル・マドリードとの試合でいずれもフル出場していた。
そんなコルテースは2020シーズン途中から徐々に出場機会が減っていたものの、昨年10月下旬から再び本職の左サイドバックでレギュラーに定着。しかし、グレミオの2部降格が決まると、昨年12月16日に契約満了による退団が正式決定していた。
コルテースの去就を巡っては、昨年10月に清水エスパルスやサウジアラビア1部のアル・ナスルが同選手の代理人にコンタクトをとったと伝えられていたが、それ以降は両クラブの動きが報じられていなかった。また、昨年末にはブラジルメディア『TORCEDORES』がカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)に所属するヴァスコ・ダ・ガマが関心を寄せていると伝えていた。
しかし、セリエA昇格組のアヴァイFCが選手サイドとの交渉を進めると、1年契約の締結で合意に達したとのこと。コルテース本人は近日中にも現地入りしてメディカルチェックを受けるものとみられる。
なおアヴァイFCは今月14日、2016シーズンにFC東京でプレーし、昨季まで中国スーパーリーグの石家荘永昌足球倶楽部に所属していたブラジル人FWムリキ(35)の獲得を公式発表している。
コメントランキング