Jリーグ 徳島ヴォルティス

徳島移籍のバルセロナ育ちスアレス「日本のような素晴らしい国で…」ファンに日本語で挨拶!

徳島ヴォルティスのサポーター 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグの徳島ヴォルティスは30日、かつてバルセロナの下部組織でプレーしていたスペイン人GKホセ・アウレリオ・スアレス(26)の獲得を公式発表している。そのスアレスがSNSを通じてサポーターにメッセージを送った。

 身長189cmをほこる同選手は、2011年からおよそ6年間にわたりバルセロナの下部組織でプレー。しかし、バルセロナBからトップチームに昇格することができず、2016/17シーズン終了後に退団。その後はCFペララーダやジローナ、ジムナスティック・タラゴナをへて、昨年7月にセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のADアルコルコンへ加入。ただ、今季はバックアッパー1番手という立ち位置のもとリーグ戦で1試合、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)で2試合の出場にとどまっていた。

 ADアルコルコンは28日、スアレスとの契約解除合意にくわえて同選手の移籍先が徳島ヴォルティスであると発表。徳島ヴォルティスも30日になってスアレスの獲得を公式発表している。

 そんなスアレスは30日夜にSNSを更新。徳島ヴォルティスのユニフォームを身にまとう自身の姿をアップするとともに「私がここにいることは大きな喜びです。日本のような素晴らしい国でこの経験を生きることができてとても幸せです。私はこのシャツを名誉で守るために毎日一生懸命働くことを約束します。全てに感謝!」と投稿している。

 なお、徳島ヴォルティスは2021シーズンまで正守護神を務めていたGK上福元直人(32)が京都サンガへ完全移籍。その上福元直人の着用していた背番号「1」をスアレスが背負うことになっている。