アーセナルが、エスパニョールに所属するスペイン代表FWラウール・デ・トマス(27)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『アス』が伝えた。
素行不良が問題でガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが追放状態になっているアーセナル。そのため、今冬にストライカー獲得を目指しているが、メインターゲットだったフィオレンティーナのセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチは移籍金7500万ユーロ(約96億5000万円)でユベントス入りが濃厚になっている。
そうした背景もあり、代替案として複数選手をリストアップしているアーセナルは、ミケル・アルテタ監督のお気に入りでもあるデ・トマスに関心を示している模様。ウェストハム・ユナイテッドやリーズ、レスター・シティなども関心を示すスペイン代表FWに対して、アーセナルはスカウトを派遣しており、情報を集めているようだ。
レアル・マドリード下部組織出身のデ・トマスはスペインの複数クラブへのレンタル移籍を経て、2019年夏にベンフィカへ移籍。2020年1月からエスパニョールに活躍の場を移すと、今季はラ・リーガ21試合に出場して12ゴール2アシストと好成績を収め、昨年11月にはスペイン代表デビューを果たしている。
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