明治安田生命J2リーグのベガルタ仙台は16日午後、ブラジル人FWフェリペ・カルドーゾ(23)のチーム合流を公式発表している。
カルドーゾは昨年4月、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスからベガルタ仙台へレンタル移籍。5月25日開催のJ1リーグ第15節・大分トリニータ戦でデビューすると、2021シーズンはリーグ戦で23試合に出場。先発出場は4試合にとどまったものの、手倉森誠前監督からスーパーサブとしての役割を与えられていた。
また、同選手の去就を巡っては、レンタル期間が今年1月末までとなっていたほか、ベガルタ仙台とサントスの取引において100万ドル(約1億1000万円)の買い取りオプションが付いていると、ブラジルメディアが報道。ベガルタ仙台がJ2降格となったため、買い取りオプションの行使が厳しいという見方が広まっていた。しかし、サントス幹部がレンタル期間の延長に応じる方針を固めたと伝えられると、ベガルタ仙台も昨年12月29日になって、レンタル期間の延長を公式発表していた。
そんなカルドーゾは、今月6日にインスタグラムを更新。ストーリー機能において、雪の降りしきる成田空港の様子をアップするなど、再来日したことをファンに報告していた。そしてベガルタ仙台は16日、同選手が沖縄県に到着したことをクラブ公式ツイッターアカウントを通じて発表している。
なお、ベガルタ仙台は沖縄県糸満市内で今月11日からトレーニングキャンプを行っている。1年でのJ1昇格を目指す中、カルドーゾのパフォーマンスに注目が集まる。
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