タイ・リーグ1(タイ1部)のムアントン・ユナイテッドに所属するタイ代表MFウィラテープ・ポンパーン(25)に、Jリーグ移籍の可能性があるようだ。12日、タイメディア『thairath』が伝えている。
身長182cmで左利きのウィラテープは、2018年にチャムチュリー・ユナイテッドからムアントン・ユナイテッドへ完全移籍。加入1年目の2019シーズンはリーグ戦でわずか6試合の出場に終わっていた。しかし、2020シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響で変則日程となる中、ボランチやインサイドハーフのポジションで21試合に先発出場。そして今季は中盤の主力として、ここまでリーグ戦16試合中14試合でスタメンに抜てきされている。
また、同選手は昨年12月から今年1月1日にかけて行われたスズキカップ(東南アジア杯)でタイ代表に初招集。8試合中2試合で先発出場すると、元旦開催の決勝・インドネシア戦の2ndレグでは後半キックオフからピッチに立ち、優勝に貢献している。
その中、ムアントン・ユナイテッドの前会長がタイメディアのインタビューに対応。ウィラテープについて、今季終了後にもJリーグクラブへ売却する計画があることを認めたほか、明治安田生命J1リーグの浦和レッズやジュビロ磐田が移籍先候補に含まれる可能性を示唆。JリーグクラブとはMFチャナティップ・ソングラシン(28)やDFティーラトン・ブンタマン(31)のように買い取りオプション付きのレンタル移籍で取引する可能性があるようだ。
なお、明治安田生命J1リーグの浦和レッズは昨年9月16日、ムアントン・ユナイテッドとパートナーシップの覚書を締結したと公式発表している。その浦和レッズがウィラテープの獲得に乗り出すことはあるのだろうか。
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