かつて浦和レッズやアルビレックス新潟、ガイナーレ鳥取でプレーしていたブラジル人FWレオナルド(24)が、Jリーグと中国スーパーリーグのプレースタイルの違いや自身の将来に対する思いを語った。2日、ブラジルメディア『iG Esporte』が伝えている。
レオナルドはガイナーレ鳥取、アルビレックス新潟で2桁ゴールをあげると2020年に浦和レッズへ加入。前線に必要不可欠な存在としてJ1リーグの舞台でも2桁得点をマークしていた。そして、昨年2月には浦和レッズから山東泰山へ完全移籍するものの、わずか半年で構想外となり、7月末に河北足球倶楽部へレンタルにより加入している。
その河北では、リーグ戦中断を迎える8月中旬まで全6試合に出場。中断時期である今年9月に給与未払い問題を抱えていることが発覚し、外国籍選手をはじめ主力選手が公式戦でプレーを拒否したと伝えられていた。しかし、今月12日にリーグ戦が再開されると、ここまで7試合中5試合で先発出場している。
そんなレオナルドは、ブラジルメディアのインタビューに対応。日本と中国でのプレーで感じた違いについて「技術的・戦術的な面でとても大きな違いがあるね。日本のサッカーは、中国よりも技術面で求められるし、チーム戦術に従ってプレーする。一方で中国のサッカーは、フィジカルコンタクトが多く、クロスから生まれるゴールが多いよ」と語っている。
また、自身の今後について聞かれると「いつかブラジルに戻りたいね。もし神様が許してくれるならば、今までプレーしたことのあるクラブでもう一度プレーして、そのクラブの偉大さを実感してみたいね」とコメント。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスや浦和レッズ、アルビレックス新潟などへの復帰を望んでいることを明かしている。
なお、レオナルドは昨年12月にプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセへ移籍する可能性が噂されていたが、本人はSNSでこれを否定していた。これまでJリーグ復帰への思いを母国メディアのインタビューやSNSで何度も明かしているが、その願いが実現する日はやって来るのだろうか。
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