明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪に所属するベトナム代表GKダン・バン・ラム(28)は、負傷により一足早く帰国していたが、2日に再来日している。
ロシア人の母親をもつダン・バン・ラムは、タイ1部の強豪ムアントン・ユナイテッドで正守護神として活躍した後、ヨーロッパ方面からオファーが届く中、昨年1月にセレッソ大阪へ加入。ただ、韓国代表GKキム・ジンヒョン(34)やバックアッパーのGK松井謙弥(36)の間に割って入ることはできず、2021シーズンは公式戦2試合の出場にとどまっていた。
また、同選手は昨年9月13日のトレーニング中に左肩関節脱臼という大怪我を負うと、全治4か月と診断。クラブの了承を得た上で10月下旬にロシアへ帰国し、リハビリに励んでいた。
そんなダン・バン・ラムについて、ベトナムメディア『Zing news』は昨年12月、同選手のコンディションが順調に回復していることから、当初の予定よりも1カ月早く復帰できる可能性が高いと報じていた。その中、ダン・バン・ラム本人は2日にインスタグラムを更新。ストーリー機能においてフィンランドのヘルシンキを経由して関西国際空港に到着したことをファンに報告。2週間の隔離期間をへて1月中旬にチームに合流するものとみられる。
なお、セレッソ大阪は昨年12月13日、松井謙弥が契約満了により退団することを公式発表している。キム・ジンヒョンが絶対的な守護神として君臨する中、出場機会の増加が予想されるダン・バン・ラムが好パフォーマンスを発揮できるか注目が集まる。
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