日本代表FW伊東純也(28)を擁するKRCヘンクは13日、KAAヘントと対戦し、1-0で敗れた。試合後、ベルギーメディア『Voetball Belgie』は、ここ数試合チームを勝利に導けていない伊東純也の不調を指摘した。
同メディアは伊東純也について、「ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の開幕からしばらくの間、イトウは頼れるレベル高い選手の一人だった。しかし、今の彼は自信を失っており、素晴らしいパフォーマンスを見せた選手の陰にしかない」と見解を述べている。
また、KRCヘンクは先月7日開催のジュピラー・プロ・リーグ第14節・サークル・ブルッヘ戦以降、勝利から見放されると、今月7日にヨン・ファン・デン・ブロム氏からベルント・シュトルク氏への監督交代を発表。シュトルク新監督は伊東純也の本来のパフォーマンスを引き出すべく、複数のポジションで起用している。
そんな伊東純也は、今月9日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ最終節・ラピード・ウィーン戦では「4-3-3」の左ウイングでプレー。12日のKAAヘント戦では「3-5-2」の右ウイングバックで先発出場したものの、守備面で問題を抱えたことから、今後は攻撃的なポジションで使われると予想される。
なお、KRCヘンクは第18節終了時点で6勝4分8敗、勝ち点「22」の11位となっている。直近のリーグ戦5試合で2分3敗とチーム全体が調子を落とす中、中心選手である伊東純也の復活を期待したいところだ。
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