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堂安律に幻のアヤックス移籍が!フローニンゲン元幹部が激白「PSVからオファーが届いた時…」

堂安律 写真提供: Gettyimages

 日本代表MF堂安律(23)は、2019年8月にエールディビジ(オランダ1部)のフローニンゲンからPSVアイントホーフェンへ完全移籍している。そんな堂安律の移籍の舞台裏を当時フローニンゲンのゼネラルマネージャーを務めていたハンス・ナイラント氏が明かした。10日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。

 堂安律は明治安田生命J1リーグのガンバ大阪で頭角を現すと、2017年6月にフローニンゲンへレンタル移籍により加入。海外挑戦1年目からリーグ戦で9ゴール4アシストをマークすると、買い取りオプション行使により完全移籍が決定。翌2018/19シーズンもリーグ戦30試合に出場して5ゴール3アシストをマークするなど、攻撃陣の主力として活躍していた。

 そんな堂安律はPSVへのステップアップ移籍を果たしているが、ナイラント氏は同選手がアヤックスへ移籍する可能性があったことを告白。『VOETBAL』のインタビューに応じた際に、アヤックスのマルク・オーフェルマルスSD(スポーツディレクター)との関係について「我々は多くの選手について互いに情報を提供してきた。PSVから堂安獲得のオファーが届いた時も、私はマルクに連絡した。非常に良好な関係を築いていれば、そういうこともあるのさ」と語っている。

 なお、堂安律は2019/20シーズンをPSVで過ごした後、昨年8月にブンデスリーガのビーレフェルトへレンタル移籍。レンタル期間終了を迎えた今夏には、アイントラハト・フランクフルトやマインツ、ボルフスブルク、フライブルクなどドイツ国内の複数クラブからの関心が伝えられたものの、PSVで今シーズンを過ごしている。