明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属する日本代表FW前田大然(24)は、セルティック移籍間近と伝えられているが、同選手のSNS投稿に現地メディアが注目しているようだ。8日、英紙『ザ・スコッツマン』や『デイリーレコード』など複数メディアが伝えている。
前田大然は昨夏に横浜F・マリノスへ加入すると、今季はJ1リーグで33試合に先発出場し、23ゴールをマーク。先月6日開催の第35節・FC東京戦ではハットトリックを達成する活躍を見せると、川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)とともにJ1リーグ得点王に輝いた。また、U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に臨むと3試合に途中出場したほか、先月の代表ウィークではA代表にも招集されていた。
そんな前田大然の去就を巡っては、セルティックと横浜F・マリノスの交渉が大詰めを迎えていると、今月5日に複数の日本国内メディアが一斉報道。また、『デイリーレコード』は、150万ポンド(約2億2400万円)による買い取りオプションが付いた半年レンタルによりクラブ間合意に達するという見方を示している。
その中、前田大然本人は今月7日にSNSを更新。得点王のタイトル獲得を祝福する横浜F・マリノス公式ツイッターアカウントの投稿を引用した上で「今シーズンも沢山の応援ありがとうござい ました!ファンサポーター、チームメイト、スタッフ、そしてマリノスに関わる全ての皆さんのおかげで、得点王とベストイレブンを頂くことが出来ました。本当に感謝しています。これに満足せず、これからも僕らしくがむしゃらに走り続けていきます」とサポーターにむけてメッセージを送っている。
この文面からは横浜F・マリノス退団を明言したとは読み取れないが、スコットランドのメディアは「J1リーグで得点王のタイトルを獲得した今、前田大然はさらなる高みを目指している」と紹介。同選手のセルティック移籍が近いと解釈している。
なお、セルティックは前田大然のほかにも、川崎フロンターレに所属する日本代表FW旗手怜央(24)の獲得にむけて交渉を行っているほか、今月9日にはガンバ大阪の元日本代表MF井手口陽介(25)の獲得が決定的になったと伝えられている。
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