
中国スーパーリーグの広州FC(旧広州恒大)は、運営会社である『中国恒大集団』が30兆円以上の負債を抱えていることもあり、経営危機に陥っている。その中、ブラジル国籍を離脱した中国代表FWエウケソン(32)が、元ブラジル代表FWリカルド・グラール(30)につづいて広州FCを退団するようだ。7日、ブラジルメディア『Gazeta Esportiva』が伝えている。
エウケソンは2009年にブラジルのECヴィトーリアでプロキャリアをスタートすると、ボタフォゴFRをへて2012年12月に広州恒大へ完全移籍。広州恒大では中国スーパーリーグ3連覇や2度のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に大きく貢献。2016年に上海上港(現上海海港)へ移籍したものの、2019年に広州FCへ復帰していた。
また、同選手はU23ブラジル代表でのプレー経験がある中、2019年にブラジル国籍を離脱して中国国籍を取得。2019年9月のFIFAワールドカップ・カタール大会2次予選・モルディブ戦で中国代表デビューを飾ると、最終予選でもここまで全6試合に出場。今年9月に行われた日本代表との一戦ではスタメンに抜てきされていた。
一方、広州FCの運営会社である『中国恒大集団』が30兆円以上の負債を抱え、債務不履行(デフォルト)の危機に陥っていることが今年9月に判明。広州FCをはじめ中国国内の複数クラブで給与未払いが明らかになる中、広州FCは先月中旬にグラールの退団を公式発表していた。
その中、『Gazeta Esportiva』の報道によると、エウケソンは2023年12月まで残す広州FCとの契約を近日中にも解消する模様。また、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のパルメイラスがすでに同選手にコンタクトをとっているようだ。
中国へ帰化したエウケソンが出身地であるブラジルに戻る可能性があることに対して、ブラジル国内でどのような反応が見られるのか注目が集まる。
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