明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属する日本代表FW前田大然(24)は、アンジェ・ポステコグルー率いるセルティックへの移籍が秒読み段階に入っているようだ。5日、英紙『デイリーレコード』が伝えている。
同選手は昨夏に横浜F・マリノスへ加入すると、今季はJ1リーグで33試合に先発出場し、23ゴールをマーク。先月6日開催の第35節・FC東京戦ではハットトリックを達成する活躍を見せると、川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)とともにJ1リーグ得点王に輝いた。また、U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に臨むと3試合に途中出場したほか、今月の代表ウィークではA代表にも招集されていた。
そんな前田大然の去就を巡っては、セルティックと横浜F・マリノスの交渉が大詰めを迎えていると、今月5日に複数の日本国内メディアが一斉報道。『デイリーレコード』もこれらの報道を引用した上で、ポルトガル人FWジョタ(22)の負傷により、前田大然獲得がより求められる状況になったと主張している。
また、移籍金について日本国内の一部メディアは200万ユーロ(約2億6000万円)と報じていた。しかし、『デイリーレコード』は、150万ポンド(約2億2400万円)による買い取りオプションが付いた半年レンタルによりクラブ間合意に達するという見方を示した。
なお、セルティックは前田大然のほかにも、川崎フロンターレに所属する日本代表FW旗手怜央(24)の獲得にむけて代理人との交渉を行っているほか、今月はじめにはガンバ大阪の元日本代表MF井手口陽介(25)に対してもオファーを提示したと伝えられている。
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