
クループB予測(ベトナム、マレーシア、インドネシア、カンボジア、ラオス)
前大会覇者ベトナムはW杯予選での6敗が響く?
クループBは「復讐のグループ」と言っていいだろう。ワールドカップ2次予選の際、マレーシア、インドネシア、ベトナムは同じグループで戦い、東南アジア代表として3次予選に勝ち進んだのはベトナムのみ(アラブ首長国連邦と共に)となった。2018年のスズキカップ前回大会も優勝したことも考えると、べトナムが決勝トーナメント進出の第一候補だと考えやすい。
しかし、ワールドカップ3次予選では6敗しているベトナム代表の精神状態は少し心配だ。初戦となるラオス戦で自信を取り戻す必要がある。もちろんラオスはそこまで際どい相手ではないかもしれないが油断は禁物だ。仮に勝点3を掴めなかった場合、立ち上がるのは難しいだろう。
ベトナムを追うインドネシアとマレーシア
ベトナムを脅かすインドネシアも良い状態で同大会を迎えているわけではなく、早い段階で復活のきっかけを掴みたい。2021年6月7日に行われたベトナム戦では4-0で敗れ、新型コロナウイルス拡大前の2019年には2度もマレーシアに負けている。しかし合流できないと思われていた海外組の2人、MFエギとDFエルカン・バゴット(イギリス3部イプスウィッチ・タウンU-23所属)の存在が、守備的にも攻撃的にもチームに自信をつけることとなるだろう。
マレーシアは、隣国インドネシアに準決勝進出へのパスポートを渡すつもりがない。さらに、2018年大会決勝とワールドカップ2次予選でベトナムに敗れリベンジの機会を求めている。この2カ国へのライバル心が、モチベーションを高めるきっかけとなっている。
本田圭佑率いるカンボジア、そしてラオス
カンボジアとラオスは似たような状況と言えよう。ライバルチームに見下されがちであることから、その隙をついた戦略で勝点を重ねて行きたい。
カンボジア代表にとって、スズキカップは格上のクラブと戦う良い機会となる。監督である元日本代表MF本田圭佑は、10月13日に行われたAFCアジアカップ2023予選プレーオフのグアム戦を2-1で勝利した際に「より強い相手と戦うにはより強いメンタルが必要」とコメントしており、スズキカップを成長する絶好のチャンスと捉えていることだろう。
筆者:Achmad Zulfikar(インドネシア)
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